【初心者必読】ウォーハンマーとは何か&ウォーハンマーの始め方について解説します。

こんな人におすすめの記事です。

「スペースマリーン2」でウォーハンマーを知った方。
・ウォーハンマーを知りたいけれど何がなんだか分からない方
・ウォーハンマーを始めたいけれど何から買えば分からない方

2024年9月9日に発売後。売り上げランキングではSteamセール1位
これを書いている現在9月13日はSteamの同接が22万人など大盛況の「Warhammer 40,000: Space Marine 2」。

ゲームが大変好評でXを確認してみると、ゲームからウォーハンマーを知って始めてみたいという方も多く見られました。

今回はそんな方々のためにウォーハンマーのざっくりとした解説ボードゲームとしてのウォーハンマーの始め方について解説をしていきます。

ライタープロフィール

あどりー

  • ボードゲームプレイ歴11年。
  • 大阪にある「ボードゲームカフェ7Gold」で働いているスタッフ。
  • 当ECサイトと、X(@adliea2024)の運営、管理人。

好きなアーミー

  • 40k:ケイオス・ディーモン、オルク
  • AoS:スレイヴ・トゥ・ダークネス

まずはウォーハンマーとはなんぞや?というところから解説していき、最終的にどんなものを買って始めればいいか解説します。
なかなか長めの記事ですが、分かりやすく工夫して書いてみましたので楽しんでもらえると嬉しいです。

ウォーハンマーとは

歴史は古くイギリスで1980年代に誕生しました。
日本では最近まで広まっていませんでしたが、世界ではホビー界でトップレベルの知名度を誇るミニチュアを使った戦略シミュレーションボードゲームです。

プレイヤーは、一つの軍隊を指揮し壮大な戦争の追体験をしていきます。

ウォーハンマーには様々な世界線があり、日本では「ウォーハンマー 40,000」、「ウォーハンマー エイジ・オヴ・シグマ―」の2つが知名度・プレイヤー人口が多く遊ばれています。
ゲーム「SPACE MARINES 2」は「Warhammer40,000」の世界を舞台にしたお話というわけですね。

では、次にその2つの世界について解説していきます。
どちらも読むと文量が大変なので、興味がある方だけ読んでみることをオススメします。

「ウォーハンマー 40,000」について

最もメジャーなのがこの世界。
ちなみに40,000は「40k(フォーティーケー)」と読みます。(以降40kと表記します。)

現代から約40000年後、人類は宇宙進出し銀河帝国を築きました。
その中でエイリアンや、はたまた別世界を渡り歩く悪魔などと、宇宙規模の戦争を繰り広げるSF世界のお話です。

『スターウォーズ』『スターシップ・トゥルーパーズ』のような世界なんだなぁ」

という理解で初めは良いかと思います。

「ウォーハンマー エイジ・オヴ・シグマ―」について

ボードゲームとして遊ぶ場合最近ホットなのがこちらの世界。
表記としてはAGE of SIGMARとも書きます。(以降「AoS」と表記します。)

ファンタジー世界が舞台で、エルフ巨人族ワイバーンなどがおり、
「40,000」とは異なりコチラの世界には魔法も存在します。

神々と悪魔、幻獣や怪物が戦いを繰り広げるのがエイジ・オヴ・シグマ―の世界です。

「『ロード・オヴ・ザ・リング』みたいな世界なんだなぁ」という理解で大丈夫です。

こちらの世界を舞台にしたボードゲームには、最近「スピアヘッドルール」という新しい遊び方が誕生しました。
プレイ時間が短い」、「ルールが分かりやすい」等、非常に遊びやすく魅力的なゲームとなっています。

40kとAoSの陣営の紹介

40kとAoSは、どちらも戦争の物語
なので、敵や味方などの陣営があるわけです。
(陣営の中には更に勢力が存在するのですが。今回は少しだけ紹介。)

次はそれぞれの世界に存在する陣営について解説していきます。

ウォーハンマー40,000に存在する陣営について

SF世界を舞台にした40kには3つの陣営が存在します。

陣営その1:帝国(IMPERIUM)

読み方は「IMPERIUM(インペリウム)」
前述した、銀河帝国を作った人類陣営です。

ゲーム「SPACE MARINE2」では、「アストラ・ミリタルム」や「アデプトゥス・メカニカス」が登場。
そして帝国の最高戦力が「スペースマリーン」と呼ばれる強化人間部隊です。

など様々な勢力(=アーミー)が存在します。

スペースマリーンにも様々な役割に特化した部隊が存在し、

などが存在します。

アーマーの色で部隊を識別できるようになっており、基本的な青色の部隊は「ウルトラマリーン」と言います。

スペースマリーンを筆頭に、日々人類存亡の戦いを繰り広げているのが帝国です。

陣営その2:渾沌の軍勢(CHAOS)

読み方は「CHAOS(ケイオス)」。
帝国を脅かす敵陣営その1。

ウォーハンマーの世界には暗黒神というヤバい神々が存在します。
その神々を崇拝しているのがこの陣営。

などが存在します。

ケイオス・ディーモン」は非常に異質な存在で世界を渡り歩く能力を持つものがいます。
そのため、40kの世界だけでなくAoSの世界にも存在できます。

ボードゲーム的にいうとケイオス・ディーモンは40kでもAoSでも使えるキャラがいるということです。

暗黒神を称えるために活動し、異端は滅ぼすというのが渾沌の軍勢です。

陣営その3:異種族(XENOS)

読み方は「XENOS(ゼノ)」
他の惑星や銀河の外側に存在するエイリアン達。
帝国を脅かす敵陣営その2。

など地球人とは異なる生態系を持つエイリアンが存在します。

彼らは侵略、または生存をかけて帝国らと争いを繰り広げます。

以上の3つの陣営が40kには存在します。

ウォーハンマー エイジ・オヴ・シグマ―の陣営について

ファンタジー世界を舞台にしたAoSには4つの陣営が存在します。

陣営その1:秩序(ORDER)

世界に平和や安定をもたらすために戦っているのが秩序の軍勢です。

など様々な種族が世界を渾沌や死から守るために戦うのが秩序の軍勢です。

陣営その2:渾沌(CHAOS)

40kの世界にも干渉していた暗黒神
その暗黒神の意思を広めるために活動している邪悪な勢力が渾沌の軍勢です。

彼らにはそれぞれ信仰する神が存在し、

などの勢力が存在します。

陣営その3:死(DEATH)

死の力を司り、世界を死によって支配しようとするのが死の軍勢です。

などの不死者や死者の勢力が集まっているのが死の軍勢です。

陣営その4:破壊(DESTRUCTION)

秩序なんて不要。
進行を阻むもの全てを破壊する蛮族が集まっているのが破壊の軍勢です。

など文明や秩序に興味がなく暴力を好むのが破壊の軍勢です。

ウォーハンマーで興味があるものの探し方

これまでで40kとAoSのざっくりとした陣営を解説しました。

これでウォーハンマーに興味を持った方は、以下の順序で自分の好きな勢力を見つけると良いと思います。

  1. SFとファンタジーのどちらが好きか考える。
    →例:SFなら「40k」、ファンタジーなら「AoS」。
     将来、対戦することを考えるのであれば、対戦相手も同じジャンルで遊んでくれるほうがワクワクしますね。
  2. 好きそうな陣営の勢力を見つける。
    →エイリアンが好きなら「XENOS」、吸血鬼が好きなら「DEATH」。
  3. 商品一覧で値段が高い順に検索して、デカいキャラを見て周る。
    →「アーケイオン」が好みだったら「スレイヴ・トゥ・ダークネス」。

こんな感じで探していくとあなたの好みの勢力が見つかるはずです。

始めてのウォーハンマーにおすすめの商品について

最後に実際にこれからウォーハンマーを始める方におすすめな商品について解説していきます。

ティラニッド・スペースマリーンに興味がある方

ゲーム「スペースマリーン2」で、ウルトラマリーンティラニッドに興味を持った方におすすめなのは「Warhammer40,000 アルティメット・スターターセット」。

ティラニッドウルトラマリーンの両陣営がセットで収録され、対戦に必要なバトルフィールドやルールブックなども付いてきます。

収録内容をバラで買うと大体4万円くらいするのですが、このセットでは2万円弱と破格の値段設定となっており、始めての人が最初に購入するのに間違いない商品となっています。

2万円は高い…」と言った方には「Warhammer40,000 スターターセット」1万円弱でおすすめです。

アルティメット・スターターセットを買った後にどうすればいいか解説した記事はこちら

【初心者向け】Warhammer40K 2000ptへの道

40kの世界に興味がある方

SF世界の40kに魅入られた方は、自分の好きな勢力のコンバットパトロールを買うと良いと思います。

大体3万円くらいの収録内容が2万円で購入できるようになっており、「コンバットパトロールルール」というゲームルールも存在するので、これさえ作れば一つのゲームに参加することが出来ます。

もしくは、40kの設定資料集である「コアブック」や「コデックス」を購入するのもおすすめです。

コアブックには、全体的なゲームルール世界観の背景設定
コデックスには、対象アーミーの背景設定ユニットの能力値などが記載されています。

ミニチュアの戦場風景なども載っているので、その中で欲しいユニットなどを見つけることも出来ますよ。

AoSの世界に興味がある方

ファンタジー世界のAoSに興味がある方におすすめなのが、「スケイヴンタイド」と「スピアヘッド」というお得ボックスです。

スケイヴンタイド」には、AoSの設定資料集とルールブックに加え、「スケイヴン」と「ストームキャスト・エターナル」という2つ分の勢力が入っています。

37500円と高額ですが、バラ買いだと6万円くらいするものが入っているので超絶お得です。

「スピアヘッド」は、各勢力に存在するお得ボックス。
これ一つ組み立てると「スピアヘッドルール」というゲームを始めることができます。

この「スピアヘッドルール」がボードゲーム始めての方でも遊びやすい内容になっています。

40k含め個人的にウォーハンマーを始める方に一番おすすめなのは「スピアヘッド」ですね。

またAoSにも40k同様「アルティメット・スターターセット」が存在します。

内容はスケイヴンタイドからコアブックが外れ、ミニチュアが2分の1程度の内容物になったもの。
お金に余裕があれば圧倒的にスケイヴンタイドがおすすめですが、お金が厳しければアルティメット・スターターセットも十分お得です

好きな勢力は分からない。けど気になるやつがある方

筆者もこのパターンでした。直感は何より優先されるものです。
気になったものを買いましょう。

自分が見て「これ好き!」となったものを買って作るのが一番モチベーションが上がり、作り終わった後も「このキャラを活かした編成を組みたい!」となるものです。

筆者はこのパターンでベ=ラコールというユニットを最初に購入し、以後ベ=ラコールを使用するための周辺ユニットを買い足していっています。

するとどうなるか筆者の例を載せておきます。

  1. ベ=ラコールがカッコいので買う。
  2. ベ=ラコールの勢力のスピアヘッドを買う。
  3. ベ=ラコールの軍隊に必要な眷属を買う。
  4. ベ=ラコールの勢力トップのアーケイオンを買う。
  5. アーケイオンの眷属を買う。

あまりにも圧倒的な沼

ウォーハンマーはあなたに充実した時間と達成感を与えることでしょう。

前述したように40k、AoSにはそれぞれ魅力的な種族部隊が存在するのであなたの好みに合うアーミーがきっと見つかりますよ。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます。
もしいいね!と思った方は、下の方にXへのシェアボタンがあるのでこの記事をシェアして広めてもらえると嬉しいです。

最後にこれから始めようと思っている方に、マガジン内限定公開の当ショップで使用可能なクーポンを載せておきます。

クーポンコード:welcome-warhammer

こちらのクーポンを使用すると「Warhammer 40,000」のコンバットパトロールアルティメットスターターセット、「AGE of SIGMAR」のスピアヘッドなどが10%オフになります。

購入時には3%分のポイント還元もあるので、実質13%オフウォーハンマーを始めることが出来ますよ。

「スペースマリーン2」を遊んで興味を持った方、「ウォーハンマーとはなんぞや?」と、この記事を読んでくれた方にウォーハンマーの魅力が伝われば幸いです。

また、購入に躊躇している方は、是非東大阪にある7Goldの実店舗に起こしください。
レンタルで遊べる初心者用のゲーム会ペイント会も行っていますので、そこでウォーハンマーに触れることが出来ますよ。

次回は、「スペースマリーン 2」のチュートリアル以降の記事陣営を深堀りした勢力の紹介記事を書こうと思います。

それでは、次の記事でお会いするのを楽しみにしています。